2021年度活動特集 食総合研究センター・食マネジメント学会共催オンラインシンポジウム(9/22)のご報告 | 立命館大学食総合研究センター
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2021年度活動特集 食総合研究センター・食マネジメント学会共催オンラインシンポジウム(9/22)のご報告

§ 食総合研究センター・食マネジメント学会共催オンラインシンポジウム(9/22)のご報告 §

立命館大学食総合研究センターと食マネジメント学会は、9月22日にオンラインで上記のシンポジウムを開催いたしました。
食総合研究センター  センター長の南直人氏が司会を務め、食マネジメント学部の学部長である天野耕二氏が開会の挨拶を行いました。
20210922天野先生挨拶
まずは立命館大学食マネジメント学部  教授・公益財団法人有斐閣弘道館  代表理事の太田達氏の講演「コロナ禍で変容する伝統儀礼の形式知―もてなし文化の視点から」が行われました。コロナ禍でお茶会がすべてなくなってしまった中、オンラインで世界を繋ぎ、オンライン茶会をされたことも伺いました。コロナ禍での祭りの変化や工夫はどのようにされているか、結婚式や葬祭が現在どのように行われているかのお話もありました。経営者としてのお立場から今をどう乗り切っていくかも含めての理念を最後にお話しくださいました。
20210922太田先生1   20210922太田先生2
 続きまして、立命館大学文学部  教授・立命館大学人文科学研究所  所長の遠藤英樹氏の講演「新型コロナウイルス感染症による観光の変容と今後の展望」が行われました。これまで観光はどのように変容してきたかを例を挙げて詳しく説明してくださいました。〇〇ツーリズムというシリーズで様々な観光が生まれています。コロナ禍で人が動けない今、新しい観光様式が求められていて、単にそこにあるから見てくださいではなくてコンテンツにまで昇華させる必要が出てくるとのことでした。また観光客に対して今まで人間が担っていた業務の一部をスマホアプリを使ってAIがやることも出てきているとお話しくださいました。
20210922遠藤先生1   20210922遠藤先生2
休憩をはさんで、株式会社がんこフードサービス  代表取締役・立命館大学食マネジメント学部客員教授の新村猛氏の講演「Withコロナ、Postコロナ社会とフードサービス産業」が行われました。コロナ禍での食ビジネスの現場(ご自身のお店)の話をご紹介くださいました。ビジネスモデルが崩壊し、オンラインを利用してお弁当販売やテイクアウト等を考えていく時代になったとのことです。前に進むときの「元に戻る」はバックするのではなく新スタイルができることであるので、損失を覚悟してでも細々でもいいから続けていくのが食の伝統を守っていく使命なんだとお話しくださいました。
20210922新村先生1   20210922新村先生2
続きまして、立命館大学食マネジメント学部  准教授の鎌谷かおる氏からコメントがありました。
3名の講演者の発表内容を踏まえ、気づかれた点をまとめてくださいました。そして、食マネジメント学会の学生委員2名(竹下さん、平田さん)からの質問がありました。
休憩をはさんだ後のパネルディスカッションでは、鎌谷氏からのコメントと学生委員からの質問に答える形で3名の講演者からそれぞれ発言がありました。
20210922コメント鎌谷先生   20210922学生さん   20210922ディスカッション
最後に立命館大学食総合研究センター  センター長の南直人教授から本日のオンラインシンポジウムのまとめと閉会挨拶があり、閉会いたしました。
今回、チャットを通じて質問を何件かいただいていたのですが、時間の関係で対応できなくて大変申し訳ありませんでした。質問いただいたことに感謝申し上げます。
平日の昼間というお忙しい時間帯にもかかわらず、多くの方々にご参加いただき心よりお礼申し上げます。
ご参加くださいました皆様、長時間のご視聴ありがとうございました。
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