2020年度 | 立命館大学食総合研究センター
立命館大学食総合研究センター

活動計画


2020年度

2020年度活動計画

・前年度に引き続き、各研究課題の遂行をおこないます。

・複数の研究テーマを組み合わせて、地域の企業、地方自治体とのプロジェクト研究や受託研究・共同研究を進めます。

・学生のPBLと連携した研究を本格的に展開します。

・シンポジウムやセミナーなど、学術的な成果発表の場を設けます。

 

2020年度活動報告

・シンポジウム「味わいの発達と味覚教育」オンライン開催(2020年7月11日)

本シンポジウムでは味覚教育の本質的な姿を見直し、我が国における実践がどのようになされているのかを概観しました。フランスで味覚教育を広めたジャック・ピュイゼ氏の講演(代理発表)では、五感を使って味わうことで、どのような効果が生じるのかが説明されました。ほかには、保育園や学校での味覚教育実践の事例を紹介し、そこから見えてくる効果や可能性についての報告がありました。さらに我が国における味覚教育のネットワークを構築し、味覚教育の一助となりうる新たなサービスの開発を検討しました。

・シンポジウム「食の嗜好とウェルビーイング―五感を通した食の喜び―」オンライン開催(2020年8月25日)

本シンポジウムではワイン学、味覚教育、歴史学、情報工学の観点から講演をいただ き、食とウェルビーイングについての多面的な検討を行うこととしました。さらにCOVID-19の流行によって生じた食とコミュニケーションの変化と、IT技術などによるwithコロナ時代の食とウェルビーイングの可能性についても議論しました(参加者186名)。

・シンポジウム「人間にとって嗜好品とは何なのか~文理総合的に考える~」オンライン開催(2020年9月9日)

平成30年1月の発足以来、文化人類学、歴史学、社会学、大脳生理学、実験心理学など、文理にまたがったさまざまな学問分野から嗜好品とは何かという問題を追究してきた立命館大学嗜好品研究会の研究活動を総合することをめざし、オンライン公開シンポジウムを実施しました。 「人間にとっての嗜好品とは何か」というテーマを設定し、嗜好品という存在の、人間や社会にとっての意義を考えるべく、さまざまな嗜好品のあり方や機能を人類学的および生理学的に考察しました。
オンライン開催という形態を活かして質問を随時受付としたことで、質問に対して講演者がリアルタイムで回答していくことが可能となり、多くの質問が寄せられました(参加者148名)。

・第1回郷土食情報研究会「イタリアの郷土食について①」オンライン開催(2020年9月24日)

1989年にスローフード協会が正式に発足して以来、協会とともに味覚教育に携わり、『Osterie  d’Italia-オステリア・ディ・イタリア(イタリアのオステリア)』の郷土食レストランガイドの初代編集長であり、監修を20年間にわたり担当していたパオラ・ゴー氏にイタリアの郷土食についてお話しいただきました。

・第2回郷土食情報研究会「イタリアの郷土食について②」オンライン開催(2020年10月19日)

アルベルト・カパッティ氏(イタリア食科学大学教授)より、イタリア料理の基礎を築いたバルトロメオ・スカッピの料理書(1605年刊)についてお話しいただきました。

・第3回郷土食情報研究会「滋賀県の伝統食・郷土食について」オンライン開催(2020年12月9日)

堀越昌子氏(滋賀大学名誉教授、滋賀の食事文化研究会元会長)より、滋賀県の伝統食・郷土食について「滋賀の食事文化研究会」の活動内容をもとにお話しいただきました。

・シンポジウム「食と観光」オンライン開催(2020年12月11日)

香港中文大学教授のSidney Cheung氏の講演「Covid-19パンデミック下の香港における旅行の代替としての食」、関西大学准教授の森本慶太氏の講演「スイスにおける食と観光の歴史一苦境をいかに乗り越えたか」、本学文学部教授の河原典史氏の講演「観光資源としての食ー芸術の島「香川県・ 粟島」の事例」、帝塚山大学教授の姜聖淑氏の講演「ホスピタリティの視点からの食と観光ーコロナ禍への対策」、滋賀県農政水産部  部長の西川忠雄氏の講演「滋賀県における食と観光」がそれぞれ行われました(参加者108名)。

・講演「京野菜ブランド戦略と地域活性化~京都の強みを生かし、オンリーワンを目指す!~」オンライン開催(2021年1月21日

立命館大学食マネジメント学会と立命館大学食総合研究センターの共催で、小田一彦氏(公益財団法人  京のふるさと産品協会理事長/一般財団法人  京都森林経営管理サポートセンター理事長/一般社団法人  京都府農業会議副会長)に講演を行っていただきました。

・第4回郷土食情報研究会「和食文化の更なる価値創造に向けて」オンライン開催(2021年2月17日)

縄田智子氏(農林水産省食文化課和食保護班・課長補佐)より、農水省の和食文化の保護育成に関する取組についてお話しいただき、現代のライフスタイルや価値観に合ったやり方で、和食文化や郷土料理の継承を行っていくためにどのような取組が必要であるかを検討しました。また、イタリアのスローフードについて日本が今後お手本にすべき点についても話し合いました。

・シンポジウム「Beyondコロナ時代の『食と農』」オンライン開催(2021年3月8日)

立命館大学アジア・日本研究所と食総合研究センターの共催で国際シンポジウムを開催しました。「Beyond コロナ時代のフードセキュリティと流通」「Beyond コロナ時代の新しい食とビジネス」「Beyond コロナ時代の食科学-研究交流ネットワークの構築に向けて―」の三部構成で日英同時通訳も付きました。食マネジメント学部の学生も英語で研究発表をしたり動画プロジェクトに参加したり積極的に参加しました。








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