2015年度活動特集 4)セミナー「中国茶の楽しみとビジネスへの可能性」特集(3煎目) | 立命館大学国際食文化研究センター

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2015年度活動特集 4)セミナー「中国茶の楽しみとビジネスへの可能性」特集(3煎目)

§~セミナー「中国茶の楽しみとビジネスへの可能性」(2016.3.5)第3煎~のご紹介§

3月5日(土)、セミナー「中国茶の楽しみとビジネスへの可能性」を開催いたしました。

最終回は、22名の参加者にご来場いただきました。

NPO CHINA 日本中国茶協会代表の王亜雷氏のお話は大変興味深く、時には笑いにも包まれながら、リラックスして伺うことができました。

遊茶代表の藤井氏の絶妙な解説も大変楽しいものでした。また、ファシリテーターとして立命館孔子学院の白家瑶先生も

お迎えし、活気に満ちたセミナーとなりました。

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中国茶の試飲は、白牡丹とプーアール茶でした。参加者のみなさまには、白牡丹の方が人気がありました。

プーアール茶は、体にたまった脂肪を落とす作用があるので、飲み続けると良さそうです。

今回いただいたものは、今まで飲んだプーアール茶とは違って苦味がなく、飲みやすいなと感じました。

さて、王氏のお話について少し紹介いたします。

今、中国のお茶の生産量はすごく伸びていて、年間10%ほどの伸びだそうです。その中でも緑茶はだんとつに多いそうです。

高級茶に力を入れていて、マーケットも増えてきているそうです。立派な茶館では、1杯3,000円以上もする高級茶もあるそうです。

なぜそんなに高いのでしょう?それは、そのお茶の生産量が少ないこと、品質がいいことがあげられます。

また、いたるところでお茶は売られていますが、中国のお茶屋さんは交渉しないと安くしてくれません。

中国人の習慣だそうで、たとえば100元のお茶を200元の値をつけて交渉を待っているそうです。

これもビジネスであるので、中国でお茶を買うことがあれば、損をしないように頑張って

交渉するようにしないといけないですね。

中国では、お茶は国内での需要も多いので国内販売で充分だけれど、輸出もしています。

輸出先の1位がモロッコで3~4割を占めています。そして、2位はウズベキスタン。

日本はというと、9位です。多かったときは、3位ということもありました。今は半分以下になっているとのこと。

また、産地保護指定のお話もしてくださいました。

例として龍井茶(ろんちんちゃ)をあげられました。原産地のお茶として責任者もしっかり決めて

品質を守っていくそうです。証明書も発行され、そこの産地に1枚しか発行されません。

1年ごとにNoも変更されて、偽物と区別するようにしているそうです。

証明書が本物だとしても、そのお茶が偽物かもしれないので、証明書とお茶と一緒に写真を撮るなどして

判別できるようにされているそうです。ちらっと聞いたお話では、お茶の中にICチップを入れることも

考えられているといいます。有名なものを出すとそれだけ偽物も出てくるのですね。

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中糧(COFCO)と八馬茶業という、企業のお話もしてくださいました。

中糧は、大きな会社でいろんな商品を扱っていますが、その中にお茶もありました。そのお茶の広告が素敵です。

「あなたがだれであろうと、あなたに合ったお茶が見つかります」というものです。素晴らしいですね。

八馬茶業は、鉄観音の販売で力を伸ばしている企業だそうです。2013年には、地元納税額第1位で

政府の評判がとても良いそうです。スライドで、八馬茶業が所有する茶畑もご紹介いただきましたが

山一面が茶畑でかなり広いと思いました。

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本セミナーは連続3回講座でしたが、盛況のもと、今回で無事終えられました。

参加者のみなさま、ご協力くださったみなさま、誠にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

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