活動特集
2015年度活動報告 1)曲阜特集
10月17~18日、中国山東省曲阜にて食に関する国際シンポジウムが開催され、本学国際食文化研究センターメンバーの谷垣教授が参加されました。この国際シンポジウムは2016年度、本学で開催予定なのですが、そのバトンタッチの証となる旗を持ち帰ってくださいました。
曲阜は孔子のふるさとです。曲阜にある孔廟、孔林、孔府は3つ合わせて「三孔」と称されている史跡です。1994年に3か所一緒に世界遺産に登録されました。
いくつかの写真とともに、今回のシンポジウムや中国の景色などをご紹介したいと思います。

孔子廟にて、カンファレンスのセレモニーです。孔子廟とは、孔子を祀っている霊廟のことです。

カンファレンスでのイベントの様子です。

「孔子列国行」と記されています。周遊列国の遊説の様子のようです。 孔子は、魯の国を出発して、現在の山東省、河南省、山西省などのいろんな国を回られたようです。この一帯は、周~春秋戦国時代(秦が統一する前)いろんな国がありました。
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孔子の子孫が書いたとされる書をいただきました。

会場近くで見つけました。論語の文を天津の董鴻程という方が彫られたものです。「子曰、巧言乱徳、小不忍、則乱大謀」と書かれてあり、「先生が言われた『弁舌が上手すぎるのは徳を害するし、小さいことに我慢しないと大きな計画を害することになる。』と。」という意味です。
立命館大学国際食文化研究センター 活動特集