立命館大学食総合研究センター
立命館大学食総合研究センター

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立命館大学は、2014年1月に”食文化“の研究拠点として「国際食文化研究センター」をBKC社系研究機構内に設立しました。2018年4月からは、「食マネジメント学部」設置と時期を同じくして、同センターを発展的に改組し「食総合研究センター」として新たに出発することとしました。
 「食」はあらゆる人間活動のもっとも基礎的なファクターであり、人間を対象とするあらゆる学問領域と深く結びついています。その意味で、学問分野の境界を越えた文理総合の学際的研究が求められる研究対象です。食品の生産から消費、栄養摂取にいたる食と人間とのかかわりは、科学技術の進展や急激に変化する社会情勢の下で、たとえば食の安全・安心などといった問題を常にわれわれに突きつけています。さらに、近年のグローバリゼーションの拡大のもと、食料生産や環境問題、異なる食文化同士の融合・衝突など地球規模でのさまざまな諸課題が提起される中で、食をめぐる幅広い学問研究の必要性がますます高まっています。しかしその一方で、我が国においてはこれまで食にかかわる諸問題を学際的・総合的に研究するための研究機関は存在しませんでした。
 食総合研究センターでは、食をめぐるさまざまな諸課題に対して、国内外の研究機関や経済団体、市民団体などと広く協力し、人文・社会科学、行動科学、その他多様なアプローチからの研究をおこない、その成果を積極的に社会(地域社会から国際社会まで)に発信し、還元していくことを目的とします。
 こうした食の総合的研究は、総合大学としての立命館大学のポテンシャルを最大限発揮できる分野です。本研究センターでは、食研究にかかわる多くの研究情報を収集し、センター内でさまざまな視点から研究活動を展開していくことで、グローバルな食文化の受容と理解、フードビジネスのイノベーション、少子高齢化社会の中での食育の展開など食にかかわる国内外の諸課題を解決することに寄与しうる食研究の世界的中核拠点の形成をめざします。

食総合研究センター センター長 南直人



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* シンポジウム「伝統食の革新と地域振興」のご案内 *

2019年9月18日(水)、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)にてシンポジウム「伝統食の革新と地域振興」を開催いたします。

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タイトル: 伝統食の革新と地域振興 滋賀県・草津市などの事例と取組

日 時 : 2019年9月18日(水)13:30~18:00(うち、郷土食試食会 17:00~18:00)※受付は13時開始

日 程 :

13:30~ コラーニングハウスⅡ C607教室 

【開会挨拶・来賓挨拶】

【講 演】

13:40~「近江の伝統食の魅力」 中村紀子様(滋賀の食事文化研究会・元会長)

14:10~「守山の伝統野菜 矢島かぶらの復活・普及をめざして」

清水 裕之様(もりやま食のまちづくりプロジェクト・地域ブランド開発推進チームリーダー、株式会社EVERGREEN 代表取締役社長、株式会社ガーデン 代表取締役社長)

― 休憩 ―

14:45~「郷土料理を活用した環境教育プログラム:地域の人々とつくる『滋賀の郷土料理博物館』-草津市立渋川小学校の実践-」

太田乃愛様、片岡詩様(草津中学校2年生)、中村大輔様(渋川小学校教諭)

15:20~「食生活の未来と地域コミュニティ-『2050年の食卓』を見据えて-」 田中 浩子(立命館大学食マネジメント学部 教授)

― 休憩 ―

16:20~ポスターセッション (16:20~16:50)

立命館大学食マネジメント学部学生による「食を通じた地域活性化」の取り組み紹介

16:50~

【閉会挨拶】 南直人(立命館大学食マネジメント学部 教授)

17:00~18:00 コラーニングハウスⅡ C701教室 

【郷土食試食会】

会費無料です。ただし、郷土食試食会のみの参加は不可。

参加お申し込みは 必要事項【①氏名(フリガナ) ②所属・役職 (あれば) ③メールアドレス ④郷土食試食会(無料)参加可否】をご記入の上、

syoku@gst.ritsumei.ac.jp  までお送りください。

※シンポジウムの参加費は無料です。ただし、定員が50名で先着順とさせていただきます。お早目にお申し込みいただきますようお願いいたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
詳しくはこちら →http://www.ircgs.org/wp-content/uploads/2019/08/20190918%E3%80%8C%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%A3%9F%E3%81%AE%E9%9D%A9%E6%96%B0%E3%81%A8%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%8C%AF%E8%88%88%E3%80%8D%E6%9C%80%E7%B5%82%E7%89%88.pdf
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* 第4回立命館大学嗜好品研究会(7/13)のご報告 *

7月13日(土)、立命館大学大阪いばらきキャンパスにて、第4回立命館大学嗜好品研究会「『甘味』から嗜好品とは何かを考える―フランスとイタリアの事例―」を開催いたしました。

はじめに中島梓氏に「イタリア・ピエモンテ州の『チョコレート』-ジャンドゥイオットとヌテッラ―」と題してご講演いただきました。

ジャンドゥイオット誕生の歴史をヨーロッパの歴史の流れと関連づけてご説明いただき、文化の中でうまれたことがよくわかりました。カカオと砂糖の入手が困難になったときにカカオの代用品としてヘーゼルナッツを使用して誕生したそうです。
またそれにパーム油を混ぜ合わせ、パンに塗れるよりクリーミーなチョコレート(塗れるジャンドゥイオット!)を瓶詰したものがヌテッラだったということです。

ご講演に対する質問や意見も「インドネシア人もヌテッラが大好きなんです。」や「ヌテッラはドイツでも人気だとドイツに行って感じました。ドイツ人はイタリアのものが好きなようで。」「ワインやチーズはイタリアのものが人気なのになぜチョコレートは浸透しないのでしょう。」などと大変活発に飛び交いました。

続いて八木尚子氏に「フランス料理における甘味-塩味と甘味はいつ分離したか―」と題してご講演いただきました。

日本料理と比較して、フランスでは料理に砂糖を使わないからデザートが発達した…といわれているそうで、フランス料理には甘味が存在しなかったのかという点とフランスでは食事において甘味のパートはどのようにとらえられていたのかという点についてお話しくださいました。
ヨーロッパにおける砂糖の使用の変化を社会的・経済的背景からとらえ、時代の流れの中でのフランス料理の特徴(甘味への嗜好が弱かったなど)をお話しくださいました。
19世紀までは一般的に宴会のメニューにはデザートの記載がなく、フランス式サービス(基本は3回のサービス)の2回目のサービスに含まれるアントルメの中に砂糖をふった揚げ物や甘いタルトなどが出されており、20世紀に入って甘味が
コースの最後(=デザート)にまとまったそうです。

お二人のご講演後には、フリーディスカッションが行われました。
多くの意見や質問が出され、もっと議論を深めたいと思える有意義な時間だったのですが、時間が足りずに閉会の時間となりました。

お忙しい中、ご参加いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
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